フォーマルまめ知識

蝶ネクタイを身に着けよう

フォーマルウェアの由来やネクタイの結び方、正しい着こなし方など‥
知っておくと便利で楽しい、フォーマルまめ知識のご紹介!

蝶ネクタイの起源は、80通り以上もあるというネクタイの結び方の中から、
結び目だけを残した事からと言われています。

結び下げのネクタイよりも存在感を示しますので、
礼装には個性だけではなくセンスも必要となってきますね。

歴史上の人物にもしばしば蝶ネクタイが代名詞となった人物がいます。

第2次世界大戦当時の英国宰相のウインストン・チャーチルは、
水玉の蝶ネクタイしか着けなかったという逸話があるほど。

同じ柄の蝶ネクタイを何本も所持していたそうで、
強面に水玉の蝶ネクタイというギャップと巧みなジョーク。
そんな個性的なキャラクターが当時の国民から絶大な信頼を集めたといいます。

後に、チャーチルにあやかろうと、その格好を真似した政治家も出てきましたが、
水玉の蝶ネクタイがウケたわけではなく、
蝶ネクタイを自分の個性に取り込んで魅力に替えたという事がポイント。

そういう個性をプラスしてくれる趣深いアイテムでもあります。

また、紅茶王として名高いトーマス・リプトンも
蝶ネクタイがトレードマークとして有名でした。
彼もまた水玉愛好者で青地に小さな白い水玉模様のものでした。

これは伝統的なお菓子にヒントを得たそうですが、
奇しくも蝶ネクタイを着用しめはじめたのと同じ年に
販売をはじめたティーバッグで大成功したことにより、
リプトンもまた、蝶ネクタイがトレードマークとなりました。

それだけ蝶ネクタイは存在を示すものなので、
パーティーシーンでは個性とセンスを発揮して下さいね。

最近では手結びの蝶ネクタイも人気です。
自分で結ぶという手間はかかりますが、
ほどいた状態で首にかけているスタイルを映画やドラマでも目にします。

その影響かどうかはわかりませんが、
アフターパーティーのような雰囲気もちょっと真似してみたいもの。

それだけではなく、カジュアルな装いにチェックの蝶ネクタイというスタイルも
街中でもちらほら見るようになりましたので、今後ますます要注目です。

最後に蝶ネクタイ着用時のワンポイントアドバイス。
ウィングカラーシャツで、襟の後ろにループのあるものは、
蝶ネクタイのリボンを通すことを忘れないように注意しましょう。

蝶ネクタイの羽を、襟先の上に乗せるようにするとずれにくくなり、
見た目にも素敵です。

ビジネススーツでも、結び下げのネクタイを蝶ネクタイに変えるだけで
ちょっとしたフォーマルな装いになります。

夕方から夜の急なパーティー・・・決して多くはないと思いますが、
スーツカバンにそっと潜ます手結び蝶ネクタイ。
センスを感じさせる男の備えです。

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